妊娠かなと思ったら

ママになるこころとからだの準備を一歩ずつ。

お腹の中に新しい小さないのちが宿っている予感──。
妊娠かなと思ったら、できるだけ早くご来院ください。
すこやかな赤ちゃんを迎える日に向けて、 私たちと一緒にこころとからだの準備を整えましょう。
経験豊富な医師と助産師、看護師やその他スタッフがあらゆる面から妊婦さんをサポートいたします。

陽性反応が出てからの真田産婦人科でのスケジュール

妊娠がわかったら、いつ、何をするのか、ご説明します。

4 7 週(2ヶ月) 健診:2週間に1回

  • 胎のう・心拍確認

妊娠していることがはっきり分かるのは、妊娠5~6週目です。「妊娠したかな?」と思ったら、まず受診をしてみましょう。当院では、エコー検査や尿検査で正常妊娠の確認を行っております。

8 15 週(3~4ヶ月) 4週間に1回

  • 予定日決定
  • 初期血液検査(11週頃)

小さな点だった赤ちゃんがしだいに大きくなり、ヒトの形に変わっていく大切な時期ですので、超音波検査で詳しく観察します。マリィノートを使って妊娠・出産のスケジュールを詳しく説明いたします。16週までに出産予約をお済ませください。

母親学級(無料)
妊娠中の栄養(12週以降~)
妊娠中の教室(有料)
マタニティヨガ(12週以降~)
マタニティエクササイズ(12週以降~)

16 19 週(5ヶ月) 4週間に1回

  • 胎児超音波スクリーニング検査

妊娠19週頃と30週頃の2回、エコー室で専門の臨床検査技師が胎児超音波スクリーニング検査を行います。時間をかけて主に赤ちゃんの頭部(顔面を含む)・胸部(心臓を含む)・腹部・胎盤・臍帯を観察します。出生前または出生直後から専門的な管理を必要とするような重大な異常がないかを調べます。

20 23 週(6ヶ月) 4週間に1回

  • クラミジア検査

内診室での検査です。

24 27 週(7ヶ月) 2週間に1回(助産師妊婦健診)

  • 50g血糖検査
  • 貧血検査
母親学級(無料)
妊娠中のお話(22~36週)

28 31 週(8ヶ月) 2週間に1回

  • 貧血検査
  • 胎動チェック
母親学級(無料)
おっぱい教室(28週以降~ ※当院で出産予定の方のみ)
出産準備(30週以降~ ※当院で出産予定の方のみ)

32 35 週(9ヶ月) 2週間に1回

  • GBS検査

内診室での検査です。

36 週以降(10ヶ月) 1週間に1回(助産師妊婦健診)

  • 貧血検査
  • 胎児モニター検査
  • 内診
助産師妊婦健診について
妊娠24週以降の妊婦さんが対象の、助産師による妊婦健診。主に”妊娠中の生活”や”これから迎える出産や育児”についてのお話をいたします。ちょっとした心配事など何でもご相談ください。助産師がさらに安心して出産・育児を迎えられるようサポートいたします。
※「助産師妊婦健診」は医師の健診と同様、助成券を利用します。

こころの相談

公認心理師による”こころの相談”を行っております。妊娠中は精神的に不安定になりがちなので、どんな小さなことでもご相談ください。話をするだけでも気持ちが軽くなることがあります(無料)。

心理士の在中は不定期ですのでスタッフにご確認ください。

分娩予約・里帰り出産について

当院はさまざまな分娩スタイルに対応しています。

分娩予約

原則、妊娠16週までに入院申込書兼誓約書と分娩予約金をそえて受付にご提出ください。
分娩予約金に関してはこちらをご確認ください。

里帰り出産

妊娠16週までに当院の受付で分娩予約の手続きをお願いいたします。
手続きはご家族など代理の方でも大丈夫です。

ご予約時には受付にて下記の内容をお伺いしております。

  1. 妊婦氏名
  2. 住所
  3. 生年月日
  4. 分娩予定日
  5. 初産・経産の別
  6. 実家の住所と電話番号

初回の妊婦健診は、お電話にてご予約ください。
なるべく早めの里帰りをおすすめしておりますが、分娩予約が済んでいる場合、妊娠34週までには当院を受診していただくようお願いいたします。可能であれば20~24週頃に一度ご来院いただき、妊婦健診と胎児超音波スクリーニング検査を受けてください。なお、受診の際はかならず前医からの紹介状と母子健康手帳をご持参ください。また、前医で産科医療補償制度に登録済みの方は登録証の控えをお持ちください。

公費・助成金など

安心して出産するための制度をご紹介します。

出産育児一時金の直接支払制度について

出産育児一時金とは
出産育児一時金とは、ご加入の健康保険組合より、出産した子供1人につき50万円が給付される制度です。出産にかかる被保険者の経済的負担をできる限り軽減し、安心して出産していただくための制度です。
出産育児一時金の直接支払制度とは
直接支払制度とは、出産育児一時金が健康保険組合から医療機関へ直接支払われる制度です。退院時に当院から請求する出産費用から出産育児一時金分を差し引きますので、窓口負担差額が少なくてすみます。

産科医療補償制度について

当院は産科医療補償制度加入施設です。産科医療補償制度とは、分娩に関連して発症した”重度脳性麻痺”の赤ちゃんが速やかに補償を受けられる制度です。本制度の掛金分は出産育児一時金に含まれています。

  • 医療機関単位の加入のため、当院で出産される方は全員が対象の制度となります。
  • 詳しくは、妊娠25週頃の助産師妊婦健診時にご案内しております。

高額療養費*と限度額適用認定証

保険診療により医療費が高額になった時に、「限度額適用認定証」を窓口で提示していただくことで窓口での支払いを減らせる制度です。保険診療分の自己負担額が限定額の上限までで済みます(上限は、年齢や収入によって異なります)。
帝王切開で入院の場合、診療内容によっても変わりますが、この制度を利用されることで窓口負担額を数万円減らす**ことができます。限度額適用認定証の申請については、保険者(保険証オモテに書かれています)の窓口かホームページ、もしくは職場の保険担当窓口にお問い合わせください。

  • * 原則、出産(分娩)費用は自費診療ですが、高額な保険診療(帝王切開等)となる場合に適応となります
  • ** 適用区分によって異なります