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胎児の性別がわかる時期|妊娠週数とエコー検査の目安

妊娠中、赤ちゃんの性別がいつわかるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。妊娠週数によっては赤ちゃんの体勢で確認しづらいこともあり、なかなかはっきりしないともどかしく感じるかもしれません。

性別がわかると、ベビーグッズの準備や名前を考えるときの目安にもなります。一方で、いつわかるかには個人差があり、思ったタイミングで判明しないことも珍しくありません。

この記事では、性別がわかる時期の目安やエコー検査での確認の流れ、判定が遅れる理由、性別がわかった後の準備までを紹介します。赤ちゃんを迎える準備を進めたい方は、ぜひ参考にしてください。

胎児の性別がわかる時期の目安

赤ちゃんの性別は、妊娠の経過とともに少しずつ確認できるようになります。妊娠週数によって判別のしやすさが変わるため、まずは時期ごとの違いを知っておきましょう。

妊娠初期は判別が難しい

妊娠初期は、赤ちゃんの外性器がまだ十分に発達していないため、性別を判断することは困難です。外性器が形づくられ始めるのは妊娠10週ごろからですが、この段階では男女による外見上の違いはほとんどありません。

妊娠12週前後になると、エコー検査でわずかな違いが見えてくることもありますが、この時期の判断は確実性が低く、後の検査で異なる結果になることもあります。妊娠初期のエコー検査は、赤ちゃんの心拍や発育、妊娠週数の確認を主な目的として行われるものです。

早く知りたい気持ちがあっても、この時期に無理に判断しようとせず、赤ちゃんの成長を待つことが大切です。

妊娠中期以降に判別しやすくなる

性別が判別しやすくなるのは、妊娠16週から20週ごろが一つの目安です。この時期になると外性器の特徴がはっきりしてくるため、エコー検査で確認できる可能性が高まります。

ただし、これはあくまで目安です。赤ちゃんの発育の進み具合や検査時の体勢によって、判別できる時期には幅があります。16週で確認できることもあれば、20週を過ぎてもはっきりしないこともあります。

また、エコー検査で見えた特徴から判断するため、生まれてくるまで確定するものではありません。ごくまれに、出生後に性別が異なっていたというケースもあります。準備を進める際は、その点も踏まえておくと安心です。

判別の時期には個人差がある

性別がわかる時期は、赤ちゃん一人ひとりで異なります。同じ週数でもすぐに確認できる場合もあれば、何度かの健診を経てようやくはっきりする場合もあります。

「まだわからない」と言われると不安になるかもしれませんが、それは赤ちゃんの発育に問題があるということではありません。検査時の姿勢や向きといった、そのときの条件による部分が大きいためです。

妊婦健診は定期的に行われるため、次の機会に確認できることもあります。焦らず経過を見守りましょう。

エコー検査で性別を確認する流れ

妊娠中の性別確認は、妊婦健診で行われるエコー(超音波)検査によるものが一般的です。ここでは、エコー検査での確認の進み方や、判定が遅れる理由、告知のタイミングについて紹介します。

妊婦健診でのエコー検査

エコー検査は、赤ちゃんの発育や健康状態を確認するために、妊婦健診で定期的に行われます。心拍や大きさ、体の各部分の様子、羊水の量など、さまざまな項目を確認する検査です。

性別の確認は、こうした検査の中で外性器の様子が見えたときに行われます。医師は外性器の形状だけでなく、周囲の器官の様子もあわせて総合的に判断します。

なお、エコー検査は赤ちゃんの健康状態の確認を目的とした検査であり、性別を調べるためのものではありません。健診の中で確認できたときにお伝えする、という位置づけになります。

判定が遅れる理由

性別の判定が遅れる主な理由は、検査時の赤ちゃんの体勢です。脚を閉じていたり、背中を向けていたり、へその緒が重なっていたりすると、外性器がエコー画像に映りにくくなります。

赤ちゃんは子宮の中で動いているため、そのときの向きによって見え方が変わります。前回は確認できなかったのに次の健診では見えた、ということもよくあります。

一般に、女の子のほうが特徴が映りにくく、判別に時間がかかる傾向があるといわれます。ただし個人差が大きいため、判定が遅いからといって性別を推測できるものではありません。

性別を伝えるタイミング

性別を伝えるタイミングは、赤ちゃんの発育状況と、妊婦さんやご家族の希望を踏まえて決められます。多くの場合、外性器がはっきり確認できた時点で伝えられますが、医療機関の方針によって対応は異なります。

早く知りたい場合も、生まれるまで知りたくない場合も、あらかじめ担当医や助産師に伝えておくとよいでしょう。事前に希望を共有しておけば、健診の際に配慮してもらいやすくなります。

ご家族の間で希望が分かれることもあります。健診に付き添う方がいる場合は、事前に話し合っておくと当日困りません。

出生前検査と性別について

インターネット上では、出生前検査で性別がわかるという情報を目にすることがあります。ただし、これらの検査は本来、性別を知るためのものではありません。検査の目的を正しく理解しておきましょう。

出生前検査の目的

NIPT(非侵襲性出生前遺伝学的検査)は、妊婦さんの血液を用いて、赤ちゃんに特定の染色体疾患がある可能性を調べる検査です。羊水検査や絨毛検査は、診断を確定するために行われる検査で、いずれも体への負担や合併症のリスクを伴います。

これらの検査は、赤ちゃんの染色体疾患について調べ、その結果を受けて今後の妊娠や出産をどう考えるかを検討するために行うものです。性別を知ることを目的とした検査ではありません。

出生前検査を検討する場合は、検査でわかること、わからないこと、結果を受け取った後の選択肢について、十分な説明を受けたうえで判断する必要があります。

認証施設では性別告知を行わない

出生前検査認証制度等運営委員会の認証を受けた施設では、NIPTの検査対象は原則として21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーです。性別の告知は行われません。

これは、性別を理由とした選択につながることを避けるためでもあります。出生前検査は、生まれてくる赤ちゃんについて理解を深め、必要な準備や支援を考えるために行われるものです。

性別を知りたいという理由だけで出生前検査を受けることは推奨されていません。性別については、妊婦健診のエコー検査で経過を見守るのが基本的な流れとなります。

性別にまつわるジンクスの楽しみ方

性別がわかるまでの期間、家族や友人と予想を楽しむ方も多いものです。昔から伝わるジンクスは、妊娠期間の話題づくりとして親しまれています。

よく知られているジンクス

日本や海外には、お腹の形やつわりの程度、食べ物の好みなどから性別を予想するさまざまな言い伝えがあります。「お腹が前に突き出ていれば男の子、横に広がっていれば女の子」「つわりが重いと男の子」といったものが知られています。

中国式カレンダーのように、年齢と受胎月から予想する方法が話題になることもあります。

こうしたジンクスに医学的な根拠はありません。実際の性別とは関係がないものとして、あくまで話題の一つとして楽しみましょう。

ジンクスとの付き合い方

ジンクスは、家族や友人との会話を弾ませたり、赤ちゃんを迎えるまでの時間を楽しく過ごしたりするきっかけになります。予想を書き留めておいて、後から答え合わせをするのも思い出になるでしょう。

一方で、ジンクスの結果を気にしすぎると、実際の性別がわかったときに戸惑いにつながることもあります。つわりの程度や体調の変化は個人差が大きく、性別と結びつけて考える必要はありません。

体調に不安があるときは、ジンクスとして受け流さず、健診で相談してください。

性別がわかった後の準備

性別が判明すると、出産までの準備を具体的に進めやすくなります。ここでは、準備を進めるうえでのポイントを紹介します。

ベビーグッズや衣類の準備

性別がわかると、赤ちゃんの衣類やグッズを選ぶ楽しみが広がります。ただし、生まれてすぐに必要なものの多くは、性別を問わず使えるものです。肌着やおむつ、タオル類などは、性別がわからない段階から準備を進められます。

最近は、性別にとらわれないデザインや色合いの商品も豊富です。「性別がわかってから」と考えすぎず、必要なものから少しずつ揃えていくとよいでしょう。

準備は、体調が安定しやすい妊娠中期のうちに進めておくと負担が少なくて済みます。季節や赤ちゃんの成長に合わせて、必要な時期に必要なものを選んでいきましょう。

名前を考えるときのポイント

性別がわかると、名前の候補を絞り込みやすくなります。響きや意味、画数、ご家族の希望など、さまざまな観点からじっくり考えられる時間は、赤ちゃんを迎える楽しみの一つです。

ただし、エコー検査での判断は確定的なものではないため、どちらの可能性も残しておくと安心です。男女どちらでも使える名前を候補に入れておく方もいます。

出生届は出生の日から14日以内に提出する必要があります。出産後は慌ただしくなるため、妊娠中から少しずつ考えておくと落ち着いて決められるでしょう。

性別がわからない場合の進め方

最後まで性別がはっきりしない場合や、あえて聞かないという選択をする方もいます。その場合でも、出産準備は問題なく進められます。

肌着やおくるみ、寝具、おむつなどの必需品は、性別に関係なく使えるものです。衣類は落ち着いた色合いやシンプルなデザインを選んでおけば、生まれてから買い足すこともできます。

生まれてくるまでのお楽しみにするのも、素敵な迎え方です。ご家族で相談しながら、納得できる方法を選んでください。

まとめ|胎児の性別は妊娠中期以降に確認できることが多い

胎児の性別は、妊娠16週から20週ごろにエコー検査で確認できることが多くなります。ただし、赤ちゃんの体勢や発育の進み具合によって時期には個人差があり、健診を重ねるうちにはっきりしてくることもあります。

エコー検査での判断は確定的なものではないため、準備を進める際は男女どちらの可能性も踏まえておくと安心です。また、NIPTなどの出生前検査は染色体疾患について調べる検査であり、性別を知るために受けるものではありません。認証施設では性別の告知は行われないため、性別については健診の中で経過を見守るのが基本となります。

真田産婦人科麻酔科クリニックでは、妊婦健診から出産、産後のケアまで対応しています。赤ちゃんの発育や体調のこと、出産に向けた準備など、気になることがあればお気軽にご相談ください。福岡市東区で産院をお探しの方も、まずは一度ご来院ください。